大田区には随分と立派な条例があるんですね!


固定ページでもリンクしている奈須さんの記事を読み、改めて大田区の「みどりの条例」(こちら)を読んでみましたが、実に素晴らしいことが書かれています。東急さんのCSRに劣らぬくらい実に素晴らしい条例です。

第3条では基本理念として以下のことが書かれています。

第3条 地域力を生かしたみどりのまちづくりの基本理念(以下「基本理念」という。)は、次に掲げるとおりとする。
(1) 区民の暮らしに潤いを与えるとともに、生物の生息環境に密接な関係のある貴重なみどりを守り、創り、育むことにより、みどり豊かな環境を未来へ引き継ぐこと。
(2) 区民、事業者及び区が力を合わせ、みどりのまちづくりの推進を図ること。

また第6条には区の責務として以下のことが書かれています。

第6条 区は、区民及び事業者と連携して、基本理念が目指すみどりのまちづくりの実現に向けて、必要な措置を講じなければならない。
2 区は、区民及び事業者のみどりのまちづくりに関する提案及び意見を施策に反映するよう努めなければならない。

これまでの住民説明会での東急の説明によれば、現状の計画については住民に説明する以前から区とは相談・協議しているという話でした。ということは、区は以前から東急から計画の説明を受けており、その計画案が、第3条の基本理念に照らして「貴重なみどりを守り、みどり豊かな環境を未来へ引き継いでいる」と言える内容であると考えているということになります。また第6条で述べられていることを素直に読めば、区はこのような案件については、事業者だけでなく区民と協議をするなど連携しなければなりません。つまり、事業者が住民への説明会を開催するのを待たずして、住民に計画の概要を知らせ、今回問題となっている土地のみどりをどうしていくのがよいか区民と相談する場を設けてもよいわけです。ところが現実には何も行っていません。

「六郷用水跡の緑ある景観と安全を守る会」のブログ記事によれば、同会が署名を集めて、区長に、東急に対して行政指導をするよう要望書を提出していますが、そもそもそんなことを住民がしなくても、このみどりの条例に照らして計画を見直すように指導できると思います。結局、大田区は「みどりの条例」は存在するものの、きちんと運用するつもりはないということなのでしょう。

そうでないとすると、素人が思いつくのは、裏で金が動いているんじゃないかということぐらいですが、どうなんでしょうねえ?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>